エンジニア副業におすすめなサイト6選！土日・週1・在宅OKな案件が豊富【2024年最新】

ITエンジニア向け副業案件を探すためには、フリーランスエージェントやクラウドソーシングの活用がおすすめです。

一方で、会社員をしながら副業をする注意点として「仕事が見つけづらい」「副業禁止の時はできない」「会社にバレるリスクがある」「確定申告が必要」などのリスクがあります。

本記事では、このようなエンジニア副業の不安や疑問を解決するために、土日・週1～2日・在宅OKの「副業に強いおすすめエージェントサイト」、「副業の注意点」、「副業向けの職種・プログラミング言語」について現役フリーランスが解説していきます。

副業エンジニアにおすすめなフリーランスエージェント・サイト一覧

副業案件に強いおすすめなIT/WEBエンジニア向けフリーランスエージェント・サービスサイト一覧は下記になります。

そもそもフリーランスエージェントを使ったことがなく利用のメリット・デメリットを知らない人は「フリーランスエージェントとは？メリット・デメリットを解説」も同時にお読みください。

週1、2日の副業案件に強いフリーランスエージェント

週1，2日などの低稼働の副業案件を探すときにおすすめなフリーランスエンジニア向けエージェントサイトを紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ は、業界随一で週1,2.3日案件が豊富にあるフリーランスエンジニア専門エージェントです。

案件数5,500件以上を保有していますが、うち3,000件は週2,3日案件となっており、副業や兼業をする方に絶大な人気を誇ります。

口コミや評判でも「低稼働ならITプロパートナーズ」「副業・兼業ならITプロパートナーズ」と言われるくらい認知度・満足度ともに高い評価を得ています。

クラウドテック

クラウドテックは、大手株式会社クラウドワークスが運営する週2，3、4日の案件に強いフリーランスエンジニア専門のエージェントです。

特に低稼働案件×在宅案件を強みとしており、本業をしながらできる柔軟な案件を探すことができる点が強みです。

前述した、ITプロパートナーズ とクラウドワークステック は副業を探すエンジニアなら必ず登録しておきたいおすすめなエージェントです。

ココナラエージェント

ココナラエージェントは日本最大級のスキルマーケットを運営する株式会社ココナラが2023年1月に開始した新サービスです。

ココナラエージェントは業務委託人材を探す企業を、仲介事業者であるココナラが橋渡し役の存在として介入し、フリーランスに案件を紹介するため間接的に仕事を探すフリーランスエージェントの仕組みになります。

ココナラエージェントの他社にない独自の強みは「単発案件」と「月次稼働案件」の二刀流による案件検索ができる点です。

在宅リモートワークの副業案件に強いフリーランスエージェント

エンジニアの副業を探す際は、在宅・リモートワークで仕事ができる事も重要です。

在宅案件に強いフリーランスエージェントを紹介します。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス はフリーランスエージェント業界の最大手エージェントサービスです。

エンジニアフリーランスならMUST登録と言われるくらいの認知度となっており、求人数・会社規模・求人の幅・支払いサイト・対応エリアの全てにおいて高い評価を得ています。

そのため、低稼働かつ在宅案件も豊富にあり、副業を探すエンジニアならまずは登録しておきたいエージェントと言えます。

ギークスジョブ

ギークスジョブ は在宅・リモートワーク案件が80％以上で豊富なことで評判のフリーランスエンジニア向け案件紹介エージェントサービスです。

週5日が多い傾向はありますが在宅案件が多い事から、一部副業系もあるためエージェントに相談してみることをおすすめします。

土日OKの副業ならクラウドソーシング

本業が平日忙しく副業案件を土日稼働で探している人はクラウドソーシングの利用がおすすめです。

クラウドワークス

クラウドワークス は日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

時間単位での仕事受注が可能であり、仕事の幅や時間の柔軟性があるため、土日でも仕事を探すことができます。

前述したフリーランスエージェントの場合は、どうしても発注者が企業であるため平日稼働の場合が多い傾向にあります。

一方でクラウドソーシングの場合は発注者が個人だったり自営業者の場合もあるため、比較的曜日関係なく仕事があるためおすすめです。

エンジニアが副業をする時の注意点

正社員IT/WEBエンジニアが副業をする際の注意点は下記になります。

注意点1. 副業向けの仕事は見つけづらい

IT・WEBエンジニアの副業ができる仕事を探すことは、通常のフル稼働（週5日）のフリーランス案件よりも見つけづらい点はまず注意をしておきましょう。

なぜ副業案件が探しづらいのか？その理由は下記があります。

• エンジニア案件のほとんどは納期が決まっており計画・時間にコミットできる人材に仕事が与えられるから
• エンジニア案件は機密性・セキュリティ性が高く、情報漏洩などの危険性のある副業者に仕事を与えづらいから

上記のように、副業者は本業となる企業を主軸とした仕事形態のため、「片手間である」という条件から、時間や責任感へのコミットメントが薄くなってしまいます。

そのため、事実としてフリーランス業界では、週5日稼働の案件の方が圧倒的に多いため、在宅案件を探す際は前述したフリーランスエージェントサイトなどを活用するのがおすすめです。

注意点2. 副業禁止の場合はできない

会社員IT・WEBエンジニアの方はまずはお勤めの企業の就業規則で「副業禁止」の表記がないか確認しましょう。

就業規則上で明確に「副業は禁止である」という旨が記載されている場合、減給や情報漏洩などで問題が生じるケースが多いため必ず注意しておきましょう。

経団連が調査した「副業・兼業に関するアンケート調査結果」では、経団連企業会員275社中の70.5%が、副業・兼業を認めていると回答しています。

一方で、常用労働者数別に見てみると、5,000人以上の企業は66.7%を副業OKとしているのに対し、300人未満の企業は38.5%以下となっており、会社の規模が小さいほど副業禁止になる確率が高いことがわかります。

そのため、周りが副業しているからいいや、と雰囲気で着手するのではなく、まずは本業のルール・規則に忠実に従う事が大切です。

注意点3. 住民税で会社にバレてしまう

お勤めの企業が副業OKとしていても「会社になるべく副業がバレないようにしたい」という方へ。

住民税の取り扱いにより会社に住民税額の連額が行ってしまい副業として働いている事がバレてしまうため注意が必要です。

企業は従業員の住民税を給与天引きするために、従業員個人の所得状況が記載された通知書を自治体から受取ります。その際に、自治体によっては個人で稼いだ副業所得の内容が見えてしまう場合があるためバレてしまうという仕組みです。

そのため、回避策としては住民税を普通徴収にすることです。具体的には、確定申告時に「普通徴収で支払う」というチェックをします。

注意点4. 副業収入を得たら確定申告が必要

副業収入が発生する場合、特に注意したいことは確定申告を忘れずにしなくてはいけない、という事です。

確定申告とは1月1日～12月31日の1年間に得た事業所得（売上－経費）を税務署に報告する義務です。

ただし、副業をしていたら必ずしなくてはいけないという訳ではなく、副業の所得が20万を超える or 20万以下、で確定申告の必要可否が変わってきます。

副業所得が20万円を超えている場合は、原則必要です。本業と副業の総額で判断されるわけではないため、あくまで副収入単体で得た利益で計算しておきまそう。

一方で、副業収入が20万円以下の場合は原則不要となります。特にせどりやブログなど先行きがわからない収入や変動制が高い職種の方は注意しましょう。

確定申告のやり方や必要可否を詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

エンジニアが副業するメリット・デメリット

エンジニアが副業をするときのメリット・デメリットは下記の通りです。

エンジニアが副業をするメリット

IT・WEBエンジニアが副業として仕事をするメリットを解説します。

副収入で年収が上がる

まず副業により本業以外の収入が増え、本業＋副業により年収が総合的に上がる事がメリットです。

内閣官房日本経済再生総合事務局が調査した「フリーランス実態調査」によると、副業者の年収は74%が年収100万円未満であるという結果になっています。

少し低いように見えますが、本業の収入に加えてお金が増えることは嬉しいですね。

フリーランスエンジニアの年収相場を知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。

スキルアップができる

エンジニア案件を副業として行う場合、お金の面だけでなくスキルアップや経験値アップができる点はメリットです。

会社員に在籍していると組織のミッションの中の仕事しかできません。

そのため、自分のやりたい事・今はできないけどチャレンジしてみたい事、など会社の枠組みに捉われる事なく仕事を選びスキルアップに繋がる点はメリットと言えます。

人脈形成が作れる

副業を探す際に、勤務されている会社以外の新しい出会いが生まれることはメリットです。

特に、フリーランスエージェントや業務委託人材を活用するエンドクライアント、フリーランスの方との繋がりができることは長いキャリア形成の中で重要な財産になってきます。

エンジニアが副業をするデメリット

IT・WEBエンジニアが副業をするデメリットを解説します。

自由時間が減ってしまう

エンジニアが副業をする際は、すき間時間を割いて仕事をするため単純に自由時間が減ってしまいます。

例えば、土日副業（1日5時間）の場合下記のような時間配分になります。

副業の労働時間	5時間/日
週の副業日数	2日（土日）
週の副業時間	10時間
自由時間が無くなる割合 ※1日16時間で換算	31.3% （10時間÷32時間）

今まで土日で自由に過ごしていた30%程がなくなるという点はデメリットになります。

そのため、まずは体力的に仕事ができるか？を現実に考えて副業をやるかどうかの判断をした方が良いでしょう。

スケジュール管理が大変になる

副業はその名の通り、副次的な業務になるため、本業＋副業の2つ以上のマルチタスクが求められます。

そのため、スケジュール・タスク管理ができないと、仕事が重複してしまったり重要な納期に間に合わず取引先に迷惑をかけてしまうこともあります。

【結論】副業に向いているIT・WEBエンジニアは？

結論として、副業に向いているIT・WEBエンジニアの方を整理していきましょう。

副業が向いているエンジニア

副業が向いているエンジニアは、プログラマーやシステムエンジニアなどの仕事が分離できる職種の方です。

プログラマー（PG）

プログラマーの職種は、仕事のタスクが分断しやすくひとりで完結できる仕事が多いため副業が可能な割合が高いです。

また、納期・業務内容も明確に決められている事から、時間配分も自分自身で調整することができます。

一方で、大規模アプリ開発やチーム連携が必須の案件は常駐が求められることが多く、時間の縛りが発生する場合があるので注意しましょう。

システムエンジニア（SE）

システムエンジニアの職種は、案件により副業案件があります。

一方で、システムエンジニアはIT・システム案件の中枢機能を担う事もあり、様々なチームやメンバーと連携をする役割も担うため大規模システムのメンバーになると、時間に制約がかかってしまう点は注意しましょう。

副業が向いていないエンジニア

一方で副業が向いていないエンジニアはメンバー連携が求められ常駐の場所の制約を求められる開発PM・PLやITコンサルタントなどの職種です。

開発PM・PL

開発PM・PLはプロジェクトで最も重要な役割・責任を持ち、プロジェクトの成功の要です。

そのため、プロジェクトを発注する企業側からすると副業という片手間で仕事をする人には基本PMは任せない傾向が多いです。任せるケースがあるとしても、相当な信頼を得ており過去にお付き合いのある実績のある方になります。

そのため、開発PMを本業をしながら副業としてやれるとは相当な自身がない限りできないと思っておいた方がいいでしょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、企業課題をITを駆使して課題解決するコンサルティング業務です。

IT戦略、ITツールの選定、DX戦略策定、ITロードマップ策定、全社システムのアーキテクチャ設計など多種多様なテーマがありますが共通して言えることは、企業にとって非常に重要な意思決定が絡む案件であるという事です。

そのため、開発PMと同様によっぽどの信頼を得ていない限り副業としてできるケースが少ないと考えておきましょう。

副業ができるおすすめのプログラミング言語は？

副業を探す際にどのプログラミング言語で仕事を探すかは非常に重要です。

フリーランスエンジニア市場での求人案件数の「需要」ごとに、どのプログラミング言語が多いかを見ていきましょう。

レバテックフリーランス の調査では、フリーランスエンジニア求人案件数の言語は下記のようになっています。

Rank	言語	割合
1	Java	26.9%
2	PHP	19.3%
3	JavaScript	12.0%
4	C#/C#.NET	7.1%
5	Android	6.1%
6	Ruby	6.0%
7	Swift	5.9%
8	Python	2.9%
9	VB.NET	2.8%
10	C++	2.7%
11	Objective-c	2.3%
12	C言語	1.7%
13	VB/VBA	1.4%
14	Go	1.2%
15	Scala	1.0%

求人数（＝仕事機会の母数）としては、Java>PHP>JavaScriptで全体の半数以上を占めている状況です。世界でも人気の言語であり、この3つのいずれかから習得しておけば仕事探しに苦労はしません。

一方でJava/PHP/Javascriptは案件数が多い分、できる人も多いため希少性がなくなり大幅な高単価が狙えるわけではありません。高単価が狙えるGo、Pythonなどは求人案件数が少ないため、限られた案件から仕事を探す必要があります。

このように、副業の仕事を探す上で需要があるか？という視点は非常に重要です。

当サイトで行うおすすめのプログラミング言語をもっと知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。

初心者エンジニアが副業案件を獲得する方法とコツ

結論として、エンジニアの実務が未経験の初心者の方が副業案件を獲得することは極めて難しいです。

これは副業に限った話ではなく、フリーランス業全般に言える事ですが、未経験の人に仕事の依頼が来るほど世の中は決して甘くありません。

事実、フリーランスエンジニアはやめとけ！とSNSや口コミで言われるほど、仕事獲得に悩むエンジニアは多いです。

そのため、副業としてエンジニアで仕事をやりたいと思っている方は、まずはフリーランス副業がどのような市場であり、仕事の探し方や個人事業主としての開業方法、リアルな実態などを知っておく必要があります。

下記記事で、未経験・初心者からフリーランスに完全独立するまでのステップを解説しているため合わせてご覧ください。

よくある質問

エンジニアの副業に関するよくある質問です。

エンジニアの副業におすすめなエージェントサイトは？

エンジニアにおすすめな副業サイト・エージェントは下記になります。

• ITプロパートナーズ
• クラウドワークステック
• ココナラエージェント
• レバテックフリーランス
• ギークスジョブ
• クラウドワークス

エンジニアの副業で注意すべき点は？

正社員エンジニアの方は副業をする際に「副業の仕事は見つけづらい」「副業禁止の場合はできない」「住民税で会社にバレてしまう」「副業で収入を得たら確定申告が必要」の3点を注意するようにしましょう。

副業におすすめなプログラミング言語は？

Java、PHP、JavaScriptなどはフリーランスの業務委託案件として需要が多いためおすすめです。

一方で、土日、週1,2日、在宅案件など条件が必要になるためエージェントに相談しながら探すのがおすすめです。

まとめ

最後にまとめです。

エンジニアの副業におすすめなエージェントサイトを振り返りましょう。