昨今、エンジニアやSler出身の方のキャリアアップの一つとして、「フリーランスITコンサルタント」という働き方が注目されています。しかし、まだ目新しい働き方のため、フリーランスITコンサルタントって何?、どんな働き方があるの?、会社員と比べてどれくらい稼げるの?、エンジニアからどうやってなるの?などと気になるものです。
本記事では、元外資コンサルのマネージャーをしていた僕が、実際にフリーランスコンサルなってみたわかったメリット・デメリットやリアルなフリーランスITコンサルタントの働き方を徹底解説していきます。
- フリーランスITコンサルタントの働き方や案件相場がわかる
- フリーランスITコンサルタントになる方法やなった場合のメリット・デメリットがわかる
(会社員→ITコンサルタント、エンジニア→ITコンサルタント) - フリーランスITコンサルタントのおすすめの案件獲得方法やおすすめの仲介エージェントがわかる
\評判・口コミで人気急増中/
フリーコンサルタントマッチングエージェント
コンサルフリー(CONSULFREE) 直請け・プライム90%の平均単価185万円の厳選した高額案件のみ取り扱う人気エージェント。新規事業開発・マーケティング・SAP ERP・CloudDX(AWS/GCP/Azure)など4つのブランドを持ち、総合型のハイクラスフリーランス向け案件紹介が強み。 | |
ハイパフォコンサル
東証グロース市場上場の株式会社INTLOOPが運営する業界最大級のマッチングエージェント。エンジニア向けのTechStockも運営しておりPMO、開発PMなどの案件が特徴。 | |
プロフェッショナルハブ 月額120万円以上の案件が豊富なフリーランスコンサルタント専門マッチングエージェント。東証一部上場企業が運営する信頼と実績がある。 |
監修者
株式会社SowLab代表取締役社長。デロイトトーマツコンサルティング合同会社にて、経営戦略・新規事業開発・M&A・営業/マーケティング戦略・Web上位設計など多数プロジェクトを支援。その後、ブロガー・フリーランスコンサルを経て起業。一貫して、エンタメ・放送・広告代理店・IT/Web・人材/フリーランス・テック業界向けにHR×コンサル×メディアを強みとした支援を行っている。
執筆者
国内最大級の転職・フリーランスのキャリア情報メディア「フリーダッシュ(freedash)」を運営。Webメディア設計・開発、転職・フリーランス関連の商品プロモーション支援などを手掛ける。ITエンジニア、コンサルタント、Webデザイナー、などのメンバーで運営中。
フリーランスITコンサルタントとは?
ITを駆使したコンサルティングの専門家
“ITコンサルタント”とは、「企業が抱える課題をITやシステムを駆使し解決するコンサルタントの職種」です。
ITコンサルタントが活躍する会社としては、コンサルティングファーム(マッキンゼーデジタル、アクセンチュア、BIG4、アビームコンサルティング)やSler(SAP、Salesforce、Cisco、Oracle、NTTデータ、IBM)など、「コンサルティング」×「IT」の強みを持つ企業です。
コンサルティングファームやSlerなどの会社から独立し、フリーランスとしてITコンサルタントとして働く人を「フリーランスITコンサルタント」と呼び、会社に属することなく独立した個人で業務委託契約などを通じスポットで業務の請負いをします。
ITコンサルとエンジニア(SE・プログラマー)の違い
よくある質問に「エンジニア(SE,PGなど)とITコンサルタントの違いは?」とあります。
大きな違いは「ITコンサルタントは企業の経営課題を解決する事を主眼としている」のに対し、「エンジニアはシステムの導入を目的とし実行を主眼としている」事です。
つまりは、ITコンサルタントは上流と呼ばれる経営戦略に近い立場からプロジェクトに参画し、上流工程で決定されたロードマップに基づきエンジニア側(SE、プログラマー)などで実行を行う関わり方をします。
システム開発手法にはウォーターフォール型(上から下に各工程を後戻りしない前提で進めていく手法)とアジャイル型(細かい単位でスモールかつスピーディーに開発を繰り返していく手法)などがありますが、いずれもコンサルタント側とエンジニア側が二人三脚で業務を行う事がプロジェクト成功のカギとなります。
フリーランスコンサルタントの職種は様々
「フリーランスITコンサルタントとはフリーランスコンサルタントという働き方の一つ」です。
フリーランスコンサルタントの職種は、ITコンサルの他に、戦略コンサル、営業コンサル、人事コンサルなど多様な働き方があります。フリーランスコンサルタント全般に関する情報を下記記事で整理しているので気になる方は見てみてください。
フリーランスITコンサルタントの案件特徴と種類
フリーランスITコンサルタントには様々な案件の関わり方があります。ここでは案件の特徴や種類を見ていきましょう。
IT戦略コンサルタント
クライアントの経営方針や経営課題に基づきITを駆使した課題解決方針・戦略策定を行う最上流工程のコンサルティングです。
グランドデザイン、ロードマップ策定、ベンチマーク調査、市場調査、ITツールの評価などを行います。昨今、ITやDigitalが欠如した経営戦略を描く企業はまずないため、IT戦略コンサルタントは企業の成長を後押しする重要な役割になります。
BPR・BPOコンサルタント
システム導入の目的は業務や組織上に何らかの課題があり、それらを解決することにあります。BPR・BPOコンサルタントは、ビジネス観点で業務上の課題を洗い出し、システム導入によりどのように業務が変革するかを定義します。
よくあるシステム導入の失敗事例として、「システムを導入したけど業務上の課題は解決されなかった」「システム導入後の方が業務が煩雑になってしまった」などがあり、これらの事情が起きないよう、ビジネス観点でリードする重要な役割です。
PMO・PMコンサルタント
システム導入をする際、プロジェクトのデリバリーの柱になるのがPMO・PMコンサルタントです。
PMOとはProject Management Officeの略であり、プロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う役割です。システム導入には、要件定義~設計~開発~テスト~導入~運用・保守と一連の流れがありますが、大規模なIT導入になるほど関与するステークホルダーが多く複雑なレポートラインになります。
そのため、日々の進捗管理・課題管理・リスク管理などシステムローンチの時期に間に合うように徹底した管理が必要になり、非常に重要な役割です。
パッケージ導入コンサルタント
ERP・CRM・SCMなどのシステムを企業が導入する際に、技術的な観点で導入を支援する職種がパッケージ導入コンサルタントです。
IT戦略コンサルタントなどが決定したシステムやITロードマップに基づき、システムをクライアント向けにカスタムし確実に導入することがメインの仕事です。システムやツールへの知見や導入経験が求められ、Sler出身者が多く活躍しています。
「SAP」「Salesforce」「ORACLE」「servicenow」「anaplan」「AWS」「GCP」などが有名です。これらの導入経験やシステムに関する知見があれば、十分にフリーランスITコンサルタントとして活躍できます。
その他のITコンサルタント(AI・RPA、セキュリティ)
前述に挙げた職種以外に、下記のような職種があります。
- AI・RPAコンサルタント:
昨今注目を浴びているコンサルティングです。次世代技術を活用し経営課題の解決を行うコンサルティング業務です。 - セキュリティコンサルタント:
サイバーセキュリティ、情報管理、データマネジメントなどセキュリティの観点でアドバイザリーを行う業務です。
フリーランスITコンサルタントの案件フェーズ・業務工程
システム導入には上流から下流への一連の流れがあります。それらのフェーズに対しフリーランスITコンサルタントは適材適所にコンサルティングを行う事が重要であるため、それぞれの考え方を見ていきましょう。
IT戦略・ロードマップ・グランドデザイン
経営戦略や中期経営計画の中で、ITの観点で上流戦略を行います。中長期のITロードマップや会社全体のグランドデザインを構築し、全社最適で戦略立案します。
企画構想・プロジェクト計画
IT戦略の決定事項に伴い、具体的な実行に移すための準備フェーズです。戦略実現のためのツール選定や評価をRFPなどで検証し、具体的なシステム導入のスケジュール・体制構築を行います。
業務要件定義・BPR・BPO
システム導入に伴い、組織・業務上の課題がどのように解決されるか?またどのように変化するか?を定義するフェーズです。現場の業務担当者へのヒアリングを通じ、ASIS業務とTOBE業務を定義します。
システム要件定義
業務要件に基づき、それらを実現するためのシステム要件定義のフェーズです。既に実装されているシステムとのFit&Gapや必要なライセンス・システム数などを定義し、クライアントの仕様にカスタマイズする方針を設計します。
設計・開発
業務要件・システム要件に基づき、具体的な環境設定・設計・開発を行うフェーズです。主にツールの開発者やプログラマーが担当し、何度もユーザーテストを行いバグの少ない確実性のあるシステム構築を行います。
テスト・UAT
設計・開発したシステムに対し、実際にユーザーがトライアル検証するフェーズです。本番稼働前にトライアルする事で修正点を摘出し、効果的なシステムを構築します。
本番稼働・運用・保守・業務定着化
実際にシステムを本番稼働するフェーズです。本番稼働後は、新しいシステムに慣れないユーザーへのマニュアル設計やシステムメンテナンス方針を策定し、効果的にシステムを使う事ができる仕組みを整備します。
フリーランスITコンサルタントの案件の単価相場と年収
フリーランスコンサルタント全般の年収・単価相場(会社員との比較)
まずはフリーランスコンサルタント全般の会社員vsフリーコンサルの年収・単価相場の比較です。ここでは総合コンサルティングファームのランク別に比較していきます。
各レベル | 会社員 (年収目安) | フリーコンサル (月収目安) | フリーコンサル (年収目安) |
---|---|---|---|
アナリスト (実務2年以上) | 500万~700万 | 月60~100万 | 720万~1,200万 |
コンサルタント (実務3年以上) | 700万~1,100万 | 月100万~150万 | 1,200万~1,800万 |
マネージャー (実務6年以上) | 1,200万~1,500万 | 月150万~ | 1,8000万~ |
シニアマネージャー (実務10年以上) | 1,500万~2,000万 | 月180万~ | 2,160万~ |
パートナー・ディレクター (実務13年以上) | 2,000万~ | 月250万~ | 3,000万~ |
フリーランスITコンサルタントの年収・単価相場
フリーランスITコンサルタントの年収相場として、「月額単価100万~150万、年収1,200万~1,800万」となります。
ハイパフォーマーコンサルタントの案件(例)
BTCエージェントforコンサルタントの案件(例)
BTCエージェントforコンサルタントでは、平均単価147万の案件が豊富にあります。例えば、160万くらいの案件の場合、CRMシステム導入の上流工程でツール選定から要件定義フェーズのデリバリーができれば受注可能です。
会社員のITコンサルタントがフリーランスに独立するメリット
- 会社員より年収が1.2倍~1.5倍増加する
- 働く時間・場所を自分で決められる
- コンサルティング業務に集中できる
会社員(コンサルファーム・Sler)より年収が1.3~1.5倍ほどに増加する
フリーランスITコンサルタントになる最大のメリットは「会社員時代の年収より数倍UPする」事です。
働く時間・場所を自分で決められる
フリーランスITコンサルの仕事は「働く場所・時間をすべて自分で決められる」点もメリットです。
子育て×フリーコンサル
もともとコンサルファームで働いていましたが、子育てとの両立ができず退職しました。フリーコンサルになってからは、基本リモートワークのため育児との両立ができ、朝夕は子供の送り迎えもできライフスタイルが充実しました
半年働き×半年休む
僕はフリーランスとして半年がっつり働いた後、残り半年間は全く仕事せず海外旅行に出かけています。実際、半年働いただけでも年収は会社員時代と同じくらいです。オン・オフがしっかり分かれていて最高の働き方です!
コンサルティング業務に集中できる
フリーランスITコンサルタントになると「会社員時代に求められていた周辺業務をやらなくてよい」です。
コンサルティングファームに在籍している場合は、稼働しているプロジェクト以外に、在籍チーム内の活動(提案活動、チーム育成、トレンド調査)など一定の時間がとられます。僕自身も元外資コンサルのマネージャーでしたが、1日の30%~50%ほどはこの周辺業務で時間を取られていました。
フリーコンサルになると、「会社のための活動」はなくなるため、本業であるプロジェクトの活動に集中できる点はメリットと言えるでしょう。
会社員のITコンサルタントがフリーランスに独立するデメリット
- 案件獲得のための営業活動が大変
- 継続性がなく収入が不安定になる
- コンサルティングファーム・Slerの時より立場が低くなる
案件獲得のための営業活動が大変
フリーランスITコンサルタントのデメリットは「案件獲得のための営業活動が大変」であることです。
フリーコンサルの場合、「自らがエンドクライアントに営業をするパターン」「フリーコンサルマッチングエージェントを利用するパターン」がありますが、いずれも営業活動をしなくてはいけません。
マッチングエージェントを利用する際もエージェント登録~エージェント面談~クライアント面談~受注、と行わなければいけず受注率の低い人は営業活動の工数に時間を要します。
氏名、メールアドレスなど最低限の個人情報を入力しエージェント登録を行います。
上記の必要情報を記載し提出ボタンを押します
専門のコーディネーターとの面談日程を調整します。面談時に希望案件(案件内容・金額・稼働期間など)を掲示し最適な案件をエージェント側が紹介してくれます。
応募した案件のエンドクライアント(企業の担当者)との面談を行います。(案件によりない場合もあります)
無事に面談が完了したら正式な契約及びプロジェクトのアサインが行われます。あとは、しっかりと実務を行えば、支払いサイトに基づき報酬が振り込まれます。
継続性がなく収入が不安定になる
フリーランスITコンサルタントの場合、会社員のような毎月の固定収入は約束されていません。
そのため、「案件が受注できない場合不安定な収入になるリスクがある」事はデメリットとなります。
内閣官房調査の「フリーランス実態調査」では、フリーランスとして働く上で一番の障壁は収入が少ない・安定しない、事であると言われており、フリーランスの働き方そのものの課題は健在です。
コンサルティングファーム・Slerの時より立場が低くなる
フリーランスITコンサルタントになって気がつく点として、「コンサルティングファーム・Sler在籍時より立場が低くなる」ことがあります。
これまでは会社のブランドバリューにより一定の信頼を得ることができ、名だたるコンサルファームの場合、正直殿様商売のような位置づけだったと思います。しかし、独立するとあくまで個人名でブランディングしなくてはいけず、第三者から信頼を得るためには非常に時間がかかります。
フリーランスITコンサルタントになるためには?必要なスキル
フリーランスコンサルタントになる際に、「どのようなスキルや経験が求められるのか?」を知っておきましょう。
個人事業主・経営者としてのマルチタスクスキル
フリーランスITコンサルタントは個人事業主や会社経営者としての「マルチタスク能力」が求められます。
コンサルティングファームやSler在籍時は会社員であるため、経理・法務・総務関連など全て会社側が行います。しかし、フリーランスコンサルタントになる=独立した個人、になるため様々な雑務は全て自分が対応しなければいけません。
- 会計業務(帳簿、確定申告、決算書類の作成など)
- 契約業務(契約書、請求書などの作成・管理)
- 納税業務(税金、保険などの納付)
- 営業業務(案件探索、商談・交渉、受注管理)
そのため、一人で雑務をさばき対応できるマルチタスク能力や管理能力は必要不可欠となります。上記の雑務例は税理士・社労士に委託することも多いですが、外部委託する場合の判断も自分で行う事が必須です。
営業力・コミュニケーションスキル
次にフリーランスITコンサルタントは「営業力・コミュニケーション能力」が求められます。
コンサルティングファームやSler在籍時は、自分がアサインされているプロジェクトのリリース日が決まると、available(アベイラブル)にならないように上長が次の案件を探してくれます。
しかし、フリーコンサルタントになると、自分の稼働管理や次の案件の獲得・受注行為は全て自分の責任で行います。そのためプロジェクトをデリバリーしながら空いた時間で案件獲得のための営業活動や商談をしなければなりません。
高い専門性とコンサルティングスキル
フリーランスコンサルタントはコンサルティングファームなどの会社名の肩書きなく「自分のブランディング力で案件を受注する事」が大前提です。そのため、「高い専門性やベースとなるコンサルティングスキルを既に保有していることが重要」になります。
専門性に関しては定量的に測れる指標がないため、過去にどのようなプロジェクトを経験していたか?を面談時に聞かれ、戦略系・業務系・IT系などでデリバリー能力を判断されます。
エージェント担当者
フリーコンサルマッチングサイトの営業担当です。フリーランスコンサルタントの応募者様のアサイン判断をする際、発注者側(エンドクライアント)が見るポイントは「過去のコンサルティングファームやSler在籍の実績と当時の職位」になることがほとんどです。
エンジニアの場合は、習得しているプログラミング言語や開発ツールに関する知識や導入経験など目に見えてわかる指標が多いですが、対してコンサルタントは目に見えた指標がなく対外的に評価することが困難です。そのため、発注者側は「どのファームに在籍していたか?」「どれくらい在籍していたか?」「どのような職位だったか?」を確認しながら応募者のスキルの確実性を見ます。
未経験・会社員からフリーランスITコンサルタントになる独立方法
ITコンサル未経験や現在Slerやコンサルティングファームで働いている方が、どのように独立をするのか?をステップごとに解説します。
ITコンサルティング業務未経験の人はまずコンサルティング会社かSlerに転職しましょう。
未経験からいきなりフリーコンサルになる確率は0%ではないですが極めて難しいです。そのため、コンサルティングファームやSler系の会社で実務経験を積むことをおすすめします。今はSler/コンサルティングファームの中途採用枠は広くなっており、未経験でも十分転職可能です。
コンサルティングファームやSlerなどの会社に入社し実務経験を積みましょう。
目安としては、最低限のITコンサルタントスキル(システムへの知見の習得、システム導入経験、ドキュメンテーション、コミュニケーション、論理的思考力など)を身に着けましょう。
会社員→個人事業主、として独立する前に、「フリーコンサルとして働いていけそうか?」を検証しましょう。
検証方法としては、有名なフリーランスエージェントサイトに登録しカウンセラーに面談します。この時点で案件紹介が難しいと判断される場合は、会社員としてまだ経験が足りていない事になります。
検証結果が問題なさそうであれば、いざ独立の準備です。
税務署に開業届けを提出し、並行して退職準備を行います。退職日が決まったらエージェントに伝達し、稼働タイミングを調整します。これであとはフリーランスITコンサルとして働くだけです。
フリーコンサルとして受注しプロジェクトを実行したら、契約書に基づき報酬が振り込まれます。同時に、日々の帳簿や確定申告準備をするために、会計ソフトを使いながら簡単にオペレーションを整備していきましょう。
フリーランスITコンサルタントの案件の獲得方法と探し方
ITコンサルタントが独立しフリーランスとして案件を獲得する方法は大きく2つあります。
パターン1:フリーランスコンサルマッチングエージェントを利用する
1つ目は、フリーコンサルマッチングエージェントを利用し案件獲得をする方法です。ほとんどの人は、この方法で案件獲得します。
契約主体はエンドクライアント↔エージェント間で結び、フリーコンサルタントはエージェントから発注を受ける形になります。(業務委託契約か再委託契約として業務貢献する)
まずはフリーランスエージェントのビジネスモデルや仕組みを知っておき戦略的な座組を構築することをおすすめします。(コンサルだけに頭を使って商売をしましょう)
パターン2:エージェントを使わず自らが案件獲得をする
自らの人脈やこれまでお付き合いのあるクライアントから直接案件を獲得する方法です。
難易度は高くなりますが、クライアントからの信頼を得ていれば、エージェントを使わず受注した方が収入UPにつながります。エンドクライアントとフリーコンサルが直接契約を結ぶ形態となり、あなた(上図の真ん中)が更に業務委託契約として他フリーランスに発注する座組を作る応用にも対応できます。
おすすめのフリーランスITコンサルタントマッチングエージェント
ITコンサルタントがフリーランスとして独立した後、「フリーランスエージェント」を活用して、効率的に案件探しをしましょう。
フリーランスエージェントは国内に数百社以上あるため、人気のエージェントを紹介します。
フリーランスITコンサルタントの人がエージェントを使い際に気を付ける点は「フリーランスコンサルタント専門型エージェント」と「ITコンサル・ITエンジニア専門型エージェント」を使い分ける事です!
フリーランスコンサルタント専門マッチングエージェント5選
経営コンサルタント出身者・Sler出身でITコンサルに幅広く対応できる人は「フリーランスコンサルタント専門エージェント」を活用しましょう。
特徴としては、ITだけでなく、戦略・業務・人事・営業・ITなど幅広いフリーコンサルタントの案件を保有している点です。
注意点として、「元経営コンサルティングファーム出身者」を強く求める傾向があるため、Sler出身者の方は登録後にカウンセラーに相談してみましょう。(経営コンサル出身者の方は問題なく利用できます)
エージェント名 | 評判 | 特徴 |
---|---|---|
ハイパフォコンサル | 評判 | 登録者数25,000人の業界トップクラスの認知度。戦略・業務・ITと幅広く案件を保有しており、運営会社INTLOOPの総合力で豊富な案件を持つ |
BTCエージェント | 評判 | 平均単価147万の戦略・業務・ITと幅広い高額案件を保有している業界大手の老舗エージェント。ITエンジニア向けのTechStockのサービスも展開しておりIT系に強い |
フリーコンサルタント.jp | 評判 | 登録者数10,000人以上を誇るコンサル特化エージェント。上場企業のミライワークスが運営しており、国内最大級の案件数を保有。 |
POD | 評判 | 株式会社ワークスタイルラボが運営するコンサル特化のエージェント。親会社がドリームインキュベータ―のコンサル会社であり、丁寧なスタッフが定評 |
Strategy Consultant Bank | 評判 | 設立1年弱の若手エージェント。戦略・業務系に強い案件を有し、面談者が元コンサル会社出身者が担当 |
ハイパフォーマーコンサルタント
ハイパフォコンサル はINTLOOP株式会社が運営するコンサル特化型のマッチングサービスです。
ハイパフォコンサルの特徴は、21年にわたる信頼と実績を背景に、業界最大級の案件数を誇る点が挙げられます。また、登録者数も40,000名以上に達しており、フリーランスがまず登録を検討すべきマッチングサービスと言えるでしょう。
さらに、他社との違いとして、登録者フォローの充実度が高く、業界最速水準の翌月15日払いを提供している点が特徴です。この迅速な報酬支払いにより、フリーランスは安心して業務に集中できる環境が整っています。
- 公開求人8,000件以上とコンサル業界最大級の案件数
- 月額120万円超えの案件が60%以上
- リモート案件80%以上
\業界最大級の案件数!/
サービス名 | INTLOOP株式会社 |
---|---|
運営会社 | INTLOOP株式会社(イントループ株式会社)(本社:東京都港区) 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-301898 一般労働者派遣派13-302451 東京証券取引所グロース市場上場(証券コード:9556) |
登録者数 | 40,000名以上 ※30代、40代が中心 |
案件・求人数 | 公開求人数:8,000件以上 非公開求人数:あり |
対象職種 | 戦略系コンサルタント 経営系コンサルタント 新規事業系コンサルタント 業務改革系コンサルタント IT系コンサルタント PMO/SAP 総合系系コンサルタント、他 |
案件例 | 大手SIerの証券会社向け営業支援/金融業〜230万円 航空企業DX室の業務支援〜160万円 大型イベントのセキュリティコンサル支援/官公庁〜120万円 |
単価相場 | 平均月額:120万円 ※平均単価を参照 平均年収:1,452万円 ※月額相場より推計 |
利用料金 | 無料 |
地域・エリア | 北海道、福島、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、静岡、三重、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、高知、福岡、熊本、鹿児島、沖縄 |
マージン率 | 非公開 |
在宅・リモート | 在宅・リモート案件あり |
案件稼働率 | 週5日が多い 週1,2,3日は少ない |
支払いサイト | 15日 |
副業可否 | あり |
福利厚生 | フリーランス向け 福利厚生プログラムfukurint |
関連サービス | ハイパフォキャリア
(コンサル特化型転職エージェント) TechStock(フリーランスエンジニアエージェント) |
2024年12月の最新情報を元に作成
- 上流のコンサル案件とPMO案件が多い点がよかったです。ハイパフォコンサルを運営しているのがコンサル会社なので、他社と比べて人脈や営業面で強みがあるという印象も受けれました。(引用:ハイパフォコンサル公式サイト)
- 他社と比べてサポートがしっかりしていました。また担当者のレベルも高く専門的な知識があり、質の高いマッチングをしてくれました。(引用:当メディア独自調査)
\業界最大級の案件数!/
業界最大規模の登録者数と求人案件数に強み
ハイパフォコンサル は株式会社INTLOOP(イントループ)が運営する業界最大規模の大手マッチングエージェントとして人気です。
会員登録者数26,000人、求人案件数7,000件以上と規模ではトップとなっており、運営会社は2022年7月8日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場をしています。
評判・口コミでは、おすすめマッチングサイトとして必ず出てくるほど認知度が高く安心感があるという評判が多くあります。支払いサイトも業界最速の15日で大手企業ならではの安心感があります。
一方で、カウンセリングの担当者が実務経験者が少ないことから、ミスマッチやサポートに課題を持っている方も一部いる点が課題です。(←人によりけりなのでまずは担当者の方と面談を通じ相性を確かめる事をおすすめします)
評判・口コミ
- Sierからフリーランスになりたい人にお勧めのエージェントの一つがハイパフォコンサルです!
- 周りでも登録している人が多く、まずフリーコンサルなら登録しておいていいエージェントです。
- 支払日の早さは、ハイパフォコンサルがお勧め。 翌月15日支払い。 他は翌月末や、翌々月10日など。
- ハイパフォーマーコンサルへ何通応募しても、何も返事がないエージェントさんでした。10案件以上は応募したのですが、何も返事がない状況です。
案件特徴(例)
ハイパフォコンサル で紹介されている案件の例を抜粋し紹介します。
対象 | PM、プロジェクト管理 |
月額単価 | 100~120万円 |
業界 | 電気・ガス・熱供給・水道業 |
業務内容 | ・基幹システム再構築(販売・物流・会計等)におけるプロジェクト管理 ・構造設計、プログラム設計工程でのプロジェクト管理 ・ベンダー側チームのリーダー業務 |
稼働率 | 週4日以上(80%~) |
勤務地 | リモートワーク(必要に応じ出社) |
\業界最大規模のフリーコンサルエージェント/
BTCエージェントforコンサルタント
BTCエージェント は、平均月額147万円の高単価案件が豊富なITコンサルに強みを持つマッチングエージェントサービスです。
公式サイト | BTCエージェント |
運営会社 | 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(設立2002年) |
対象職種 | ITコンサル、PM/PMO、BPO/BPRなど |
対応業界 | 業界特定はなし |
求人数 | 1,900件以上 |
非公開割合 | 93% |
月額単価 | 147万~ |
年収相場 | 1,764万円(推定) |
登録者数 | 3,000人以上 (20代、30代、40代のフリーコンサル) |
利用料金 | 無料 |
対応エリア | 関東1都3県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県) |
マージン率 | 非公開 |
在宅・リモート | 案件見合い |
案件稼働率 | 週5日が多い 週1,2,3日は少ない |
支払いサイト | 40日支払いサイト |
福利厚生 | 特になし |
2024年12月の最新情報を元に作成
ITコンサルに強く平均月額147万円の高単価案件が多数
BTCエージェント は、平均月額147万円の高単価案件が豊富なITコンサルに強みを持つ単価が高くIT系の案件が豊富でエンジニアの人も利用しやすい事で評判を得ています。
運営会社である株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは下記のようにエンジニア向け・コンサル向けで案件紹介を行っていることから、SIerやエンジニア出身の方がITコンサルにキャリア転換する際に使いやすい特徴を持ちます。
- エンジニア向け:BTCエージェントforエンジニア
- コンサルタント向け:BTCエージェント
一方でサポート担当は規模も大きいことから人により課題がある口コミもありました。
評判・口コミ
- コンサルタント案件の場合、ハイパフォコンサルなどがありますが、BTCはどちらかというとIT系の案件が多い印象でした。
- BTCはforエンジニアとforコンサルタントの両方の案件が多いため、エンジニアやSIerからコンサル案件を探している人にはおすすめ!
- 対応したスタッフがコンサル経験がなく、コンサルタントの案件のマッチ度が低いように感じた。
案件特徴(例)
BTCエージェント で紹介されている案件の例を抜粋し紹介します。
対象 | ITコンサルタント/PMO |
月額単価 | ~120万円(~税込132万円) |
業界 | 官公庁 |
業務内容 | 公共系企業で進めている、現システムの後継システム構想におけるアプリケーション領域の検討メンバーでご参画いただきます。 主な業務として、アクションプランに基づく施策優先順位の検討及び原課部門との調整、要件整理などを想定しております。 |
稼働率 | 非公開 |
勤務地 | 非公開 |
対象 | PMO |
月額単価 | ~140万円(~税込154万円) |
業界 | 小売り |
業務内容 | 小売業のお客様における店舗会計/本社会計のシステム刷新プロジェクトにPMOとしてご参画いただきます。 SAPからの脱却のため、一部仕訳機能のみPKG活用とし、大半がスクラッチ開発です。 ①取引データ化PMO ②債権債務PMO 以上2つのポジションで募集しており、それぞれ以下の業務を想定しております。 |
稼働率 | 非公開 |
勤務地 | 港区田町駅 |
\ITコンサルに強いエージェント/
フリーコンサルタント.jp
フリーコンサルタント.jpはグロース市場上場企業である株式会社みらいワークスが運営するコンサル特化型のマッチングサービスです。
フリーコンサルタント.jpの特徴は、大手企業からベンチャー・スタートアップ企業まで、980社以上との豊富な取引実績を誇る点が挙げられます。加えて、短期・スポット案件や月額単価100万円以上の高条件案件を多数保有しており、多様なニーズに対応しています。
さらに、他社との違いとして、専門コーディネーターによる優れたマッチングスキルが特徴です。これにより、スキルや経験に合った案件を迅速に紹介し、フリーランスの案件営業や開拓の負担を大幅に軽減することが可能です。
\月額200万円以上の高額案件が豊富/
- 980社以上の取引実績
- 東証グロースに上場しており、企業からの信頼も厚く保有案件も多い
- 専門コーディネーターによる高いマッチングスキル
サービス名 | フリーコンサルタント.jp |
---|---|
運営会社 | 株式会社みらいワークス(本社:東京都港区) 有料職業紹介事業許可番号13-ユ-305507 一般労働者派遣派13-305405 東京証券取引所グロース市場上場(証券コード:6563) |
登録者数 | 21,500名以上 ※30代、40代、50代が中心 |
案件・求人数 | 公開求人数:件以上 非公開求人数:あり |
対象職種 | 戦略系コンサルタント 経営系コンサルタント 新規事業系コンサルタント 業務改革系コンサルタント IT系コンサルタント PMO/SAP 総合系系コンサルタント、他 |
言語・スキル | 構想策定、案件定義(PMO)、開発(PMO)、テスト(PMO)、運用 |
案件例 | WEBシステムの基盤更改支援 ※PMO〜130万円 社内セキュリティマネジメント強化プロジェクトにおける伴走支援〜120万円 大手通信会社グループのGXソリューション拡販推進支援〜150万円 |
単価相場 | 平均月額:100万円 ※平均単価を参照 平均年収:1,200万円※月額相場より推計 |
利用料金 | 無料 |
地域・エリア | 全国(北海道・青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城・東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・山梨・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)海外 |
マージン率 | 非公開 |
在宅・リモート | 在宅・リモート案件あり |
案件稼働率 | 週5日が多い 週1,2,3日は少ない |
支払いサイト | 40日 |
副業可否 | あり |
福利厚生 | なし |
2024年12月の最新情報を元に作成
\月額200万円以上の高額案件が豊富/
月100万円以上の案件が6割
フリーコンサルタント.jpは、月100万円以上の案件が6割の高単価案件を多く保有しています。
案件内容としては、PMO・新規事業・業務改善・DX関連に特化しています。
一方で実務経験の浅い人には、紹介される案件が少なくなる点が弱みです。
評判・口コミ
- コンサルの経験が浅いため、紹介していただける案件が少なく上手くマッチングができませんでした
- 専属コーディネーターによって今までよりも単価の高い案件を紹介していただきました。稼働後のフォローもあって助かります
- 副業案件を探していましたが、稼働率:10~40%程度の案件は少ないようでした
案件特徴(例)
※ IDを指定してください。で紹介されている案件の例を抜粋し紹介します。
対象 | DX戦略 |
月額単価 | 130-150万円 |
業界 | 非公開 |
業務内容 | 大手総合コンサルティングファームの一員として下記業務を支援する。 ・DX戦略検討フレームワークの策定 ・銀行既存顧客のうちクライアントが設定したターゲットのジャーニー分析 ・サードパーティー連携によるサービス企画 -ロングリスト作成 ・ROI分析 -クイックウィンサービスの具体的な検討 |
稼働率 | 非公開 |
勤務地 | フルリモート(東京都23区内, 佐賀県) |
対象 | PMO |
月額単価 | 120-150万円 |
業界 | 非公開 |
業務内容 | 大手システムインテグレーターでのプロジェクト案件 ・地方税システム更改PMO支援 ・各種地方税システムがQRコードなど複数の支払い方法が可能となった。 ・上記による利便性の向上を受け、今後は地方税以外の納付も可能とすべく、大規模なシステム更改と機能改修を実施する。 |
稼働率 | 非公開 |
勤務地 | 東京都23区内, 一部リモート |
\月額100万以上の高単価案件多数/
Professionals On Demand(POD)
Professionals On Demand(POD)はランサーズ株式会社が運営するコンサル特化型のマッチングサービスです。
Professionals On Demand(POD)の特徴は、IT系や戦略系のハイクラス案件を豊富に取り揃えている点が挙げられます。さらに、他社との違いとして、独自の審査基準を設け、質の高い案件のみを厳選して提供していることが大きな強みです。
さらに、他社との違いとして、経済的安定につながる「長期案件」の開拓にも注力しており、フリーランスのキャリアを持続的に支援するサービスとして高く評価されています。
- 厳選審査を通過した良質な「長期案件」が豊富
- 100-250万円の案件が充実
- リモート案件77%以上
\良質な「長期案件」が豊富!/
サービス名 | Professionals On Demand(POD) |
---|---|
運営会社 | ランサーズ株式会社(東京都渋谷区) 東京証券取引所グロース市場上場(証券コード:4484) |
登録者数 | 10,000名以上 ※20代、30代、40代が中心 |
案件・求人数 | 公開求人数:800件以上 非公開求人数:あり |
対象職種 | PM (プロジェクトマネージャー) PMO PdM 戦略コンサルタント ITコンサルタント 経営戦略コンサルタント システムエンジニア (SE) 会計コンサルタント インフラエンジニア エンジニア、他 |
案件例 | BtoC向けコンシューマー事業〜150万円 開発プロセスBPRプロジェクトのPMO〜160万円 冷凍生産管理システムの導入・構想設計支援〜150万円 |
単価相場 | 平均月額:120万円 ※平均単価を参照 平均年収:1,200万円※月額相場より推計 |
利用料金 | 無料 |
地域・エリア | 首都圏中心 |
マージン率 | 非公開 |
在宅・リモート | 在宅・リモート案件あり |
案件稼働率 | 週5日が多い 週1,2,3日は少ない |
支払いサイト | 非公開 |
副業可否 | 20%〜あり |
福利厚生 | なし |
関連サービス | ランサーズ(クラウドソーシングサイト) |
2024年12月の最新情報を元に作成
\良質な「長期案件」が豊富!/
戦略・総合・業務・IT・営業系でバランスの良い案件多数
Professionals On Demand(POD)は、戦略・総合・業務・IT・営業系でバランスの良い案件を多数保有しています。
実際に利用した方の口コミでは、サポートが丁寧で好感を持てるなど親身な対応が評判となっています。
2022年5月に株式会社ワークスライルラボがランサーズ株式会社へ売却をしたため、今後は更なるフリーランス事業の強化が期待できます。
一方で、取扱い単価は業界平均より少し低くなるため、頭一つ抜けたハイクラス高単価にするためには他エージェントと併用しなくてはいけません。
評判・口コミ
- 登録してからの連絡が早く面談時もコンサル経験のある方と感じの良い担当者が対応してくれた。
- 他のエージェントと比べてもPODが一番印象がよかった。
- ランサーズがワークスライルラボを買収。ランサーズの流通総額9割がDX関連の案件なので今後は更に期待できる。
案件特徴(例)
Professionals On Demand(POD)で紹介されている案件の例を抜粋し紹介します。
対象 | 新規事業、プロジェクト管理 |
月額単価 | 100~150万円 |
業界 | 非公開 |
業務内容 | 担当代理店と良好な関係を築き、売上最大化のための戦略策定および実行に重きを置いていただきます。 その他には新規メディア開発や事業運営も一部お任せしたいと考えております。 具体的には下記業務を担当いただきます。 ・広告枠販売(企画提案、取引先との関係性構築)※既存クライアント対応 ・広告管理(受発注入稿対応) ・新規メディア開発や事業運営など |
稼働率 | 50%~100% |
勤務地 | 非公開 |
対象 | 営業支援 |
月額単価 | ~100万円 |
業界 | 非公開 |
業務内容 | 営業企画 (引き合いに対して提案書の作成、想定顧客に対しての仮説を構築、営業資料作成) 働き方:ハイブリッド 原則、リモート可能だが重要なMTG等は対面で実施の可能性あり |
稼働率 | 50%~100% |
勤務地 | 東京都(23区内) |
\大手ランサーズが運営するコンサル特化案件/
Strategy Consultant Bank(SCB)
Strategy Consultant Bank は、株式会社Groovementが運営するコンサルティング案件を紹介するマッチングエージェントです。
Strategy Consultant Bank(SCB)の特徴は、戦略ファーム出身者が独自ルートで仕入れた、柔軟で高単価な上流案件を提供できる点が挙げられます。特に、戦略・業務・ITの案件が全体の8割を占めており、専門性の高い案件が豊富です。
さらに、他社との違いとして、大手ファーム出身のアドバイザーが、面談からクライアントへの提案まで全てのプロセスをサポートしており、他社と比べて圧倒的に高いマッチング精度を誇っています。このサポート体制により、フリーランスコンサルタントは最適な案件に迅速に参画することが可能です。
- 高単価の戦略・業務案件が中心
- ファーム出身者による圧倒的に高いマッチング精度
- 充実したアフターフォロー
\高単価の戦略・業務案件なら!/
サービス名 | Strategy Consultant Bank(SCB) |
---|---|
運営会社 | 株式会社Groovement(東京都渋谷区) |
登録者数 | 非公開 ※20代、30代、40代が中心 |
案件・求人数 | 公開求人数:1,000件以上 非公開求人数:あり |
対象職種 | 戦略系コンサルタント 経営系コンサルタント 新規事業系コンサルタント 業務改革系コンサルタント IT系コンサルタント PMO/SAP 総合系系コンサルタント、他 |
案件例 | 大手SIer_セキュリティPJのISM支援〜140万円 大手通信事業会社_新規ビジネス創出コンサルタント〜120万円 国内大手メーカー_生成AIを用いたDXプロジェクトのプロマネ業務〜120万円 |
単価相場 | 平均月額:100万円 ※平均単価を参照 平均年収:1,200万円 ※月額相場より推計 |
利用料金 | 無料 |
地域・エリア | 首都圏中心 |
マージン率 | 非公開 |
在宅・リモート | 在宅・リモート案件あり |
案件稼働率 | 週5日が多い 週1,2,3日は少ない |
支払いサイト | 非公開 |
副業可否 | あり |
福利厚生 | なし |
2024年12月の最新情報を元に作成
- 案件や情報提供の質が良いなと思っています。公開されている情報については、聞けば細かく教えてもらえますし、戦略案件もあればPM案件もあるし…という形で満遍なく紹介してもらえると思います。(引用:Strategy Consultant Bank公式サイト)
- 他のサービスを使うこともあるのですが、SCBはやっぱり案件の目利きがしっかりできているなという印象があります。やはり、コンサルティングファーム出身者の組織なのでコンサル側の立場も、お客さん側の立場も分かるのだろうなと。そのため案件のミスマッチが少なく、コミュニケーションもスムーズなので安心できます。(引用:Strategy Consultant Bank公式サイト)
\高単価の戦略・業務案件なら!/
業務改革の案件に強くマッチング精度が高いで評判
Strategy Consultant Bank は、戦略系・業務改革系の案件が豊富で、マッチング制度が高いことで評判です。
特徴として新規事業やストラテジーなどの上流プロジェクトが多いため、戦略系ファームの方が利用される点があります。
一方で設立がまだ浅いこともあり、サポート体制や認知度の点で課題があるようです。
評判・口コミ
- 面談時の担当者がコンサルティングファーム出身者のため、コンサルを実際にやった人でしかわからない悩みや希望に関するコミュニケーションがしやすかった。
- 他エージェントと比べると若手ベンチャー感があり、風通しが良いと感じた
- 案件数は他社と比べると多くはないため、良い案件があれば利用できるイメージですね。
紹介される案件例
Strategy Consultant Bank で紹介されている案件の例を抜粋し紹介します。
対象 | ERP、SCM |
月額単価 | 応相談 |
業界 | 製造業 |
業務内容 | 大手製造業が実行中の大規模ERP導入プロジェクトにおいて、SCM領域を社員代替的にご支援いただきたい。 |
稼働率 | 50% |
勤務地 | 基本リモート |
フリーランスITコンサル・ITエンジニア専門エージェント8選
Sler出身者やバックグラウンドがエンジニア寄りの方は「ITエンジニア向けのフリーランスエージェント」も利用しましょう。
前述した「フリーランスコンサルタント専門エージェント」はどちらかというと経営コンサルタント出身者が多いため、両方を使い分けながら自分にマッチする案件を探すことがポイントです。
エージェント名 | 評判 | 特徴 |
---|---|---|
TechStock | 評判 | 120万円以上の高単価案件が豊富。運営会社がコンサル向けハイパフォコンサルも運営しておりITコンサルに強みを持つ。 |
BTCエージェントforエンジニア | 評判 | 平均単価80万の高額案件を保有する業界トップの高額エージェント。コンサルタント専門エージェントもサービス展開しておりITコンサル領域に強い |
Midworks | 評判 | 福利厚生が正社員並みの特徴を持ち、幅広い案件保有が特徴。未経験から上級者まで豊富な案件による選択肢が広い。 |
ココナラテック | 評判 | 幅広い案件かつ高単価が多い、若手・ベテランエンジニア向けのエージェント。登録者数も2万人以上であり総合力が強み |
PE-BANK | 評判 | 30年以上の業界の老舗エージェント。地方案件が業界トップクラスで多く、独自のプロj基準制度を設けベテランエンジニアが多く活躍している |
FREE-DA | 評判 | Web系案件に強い1日即日払いの特徴を持つエージェント。 |
テクフリ] | 評判 | 福利厚生・低マージンを特徴とするエンジニア向けエージェント。登録者数1.5万人以上の総合力のある特徴を持つ |
フォスターフリーランス | 評判 | 高単価案件が豊富であり中級者向けの老舗エージェント。最高単価が230万とエンジニアの上流案件を豊富に保有している |
まとめ:今後も需要が拡大するフリーランスITコンサルタント
フリーランスITコンサルタントは今後需要が高まる働き方です。
フリーランスの働き方をしている人は、2021年では労働人口の約24%、2025年の予測では33%(つまりは3人に1人がフリーランス)になると推計されます。※2022年以降はフリーダッシュで推計
更に、IDCの「国内コンサルティングサービス市場 支出額予測:2019年~2025年」によると、コンサルティングサービス市場全体は年平均成長率7.8%であり、2025年には1兆2,551億円に達すると言われています。中でもITコンサルティング領域は急激にニーズが増加しておりコンサルティング市場を牽引しています。
つまりは、「フリーランスという働き方の急増」×「コンサルティングサービス市場の急増」が掛け合わさり、更に期待が集まる市場であると推測することができるため、フリーランスITコンサルタントの更なる活躍の場が期待できるんです。
会社員である方も、まだITコンサルが未経験な方も、是非一度「フリーランスITコンサルタント」をキャリアの方向性の視野にいれてみてはいかがでしょうか?
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