フリーコンサルタント.jpの評判・口コミや案件特徴を他社比較して解説【2024年最新】

フリーコンサルタント.jpは、フリーランスコンサルタント向けマッチングサービスを提供するエージェントです。

人気の高いフリーランスエージェントではありますが、利用する前に体験者の評判・口コミや競合他社との違いを比較することで、独自の強みや弱みを知っておきたいと思っているのではないでしょうか？

本記事では、このような登録前の疑問や不安を解決するために、実際に利用した方の体験談や評判を踏まえ「フリーコンサルタント.jpの特徴やメリット・デメリット」を徹底解説していきます。

フリーコンサルタント.jpとは

まずはフリーコンサルタント.jpの運営会社や案件特徴・求人例を見てみましょう。

フリーランスコンサルタントマッチングエージェント

フリーコンサルタント.jpは、IPM/PMO、新規事業、DX、経営戦略などのコンサルティング案件を専門に取り扱うフリーランスコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェントサービスです。

フリーランスエージェントとは、発注者とフリーランスの仲介役を担い、案件検索・カウンセリング・職務経歴書添削・面談対策・事業参画・アフターフォローの一連の流れをサポートとしてくれるサービスです。

エージェントは下記のように「フリーランスコンサルタント」や「フリーランスエンジニア」などの職種別に専門分野が分かれているのが一般的です。

そのため、フリーランスコンサルタント案件を探す場合は、フリーコンサルタント.jpのような「コンサルタント向け専門エージェント」を使う事をおすすめします。

下記はフリーコンサルタント.jpで公開されている求人の例です。

運営会社情報（株式会社みらいワークス）

会社名	株式会社みらいワークス
設立	2012年3月
所在地	​​【東京本社】 〒105-0001　東京都港区虎ノ門四丁目1番13号　Prime Terrace KAMIYACHO 2階 【大阪事業所】 〒541-0053　大阪府大阪市中央区本町四丁目2番12号 野村不動産御堂筋本町ビル8階
代表者	岡本 祥治
資本金	68,315千円（2023年3月31日時点）
主要株主	日本カストディ銀行 SBI証券
事業内容	フリーランスのためのビジネスマッチングサービス「フリーコンサルタント.jp」 お試し稼働転職支援サービス「大人のインターン」  プロフェッショナル人材に特化した転職支援サービス「プロフェッショナルキャリア」  地方副業正社員プラットフォーム「Skill Shift（スキルシフト）」  地方転職・地方副業プラットフォーム「Glocal Mission Jobs」  転職力を上げるためのキャリア情報サイト「FIND CAREERS」  「地方で働く」を考えるニュースサイト「Glocal Mission Times」 企業、官公庁・自治体、地域金融機関向けオープンイノベーション推進サービス「イノベーション・サポート」 人事・人材戦略支援サービス「リカレント・リスキリング推進サービス」

フリーコンサルタント.jpの運営会社は株式会社みらいワークスです。

株式会社みらいワークスは、プロ人材の独立や起業、転職支援事業を数多く運営しています。

フリーコンサルタント.jpの案件特徴

フリーコンサルタント.jpの案件特徴を、マッチングエージェントサービス選びに大切な基準である「年収・単価相場」「会員登録者層」「利用料金」「スキル・経験」「中間マージン」「支払いサイト」「福利厚生サポート」「対応理域」の順で紹介します。

年収・単価相場

フリーコンサルタント.jpの年収相場は1,200万円、単価相場は100~150万円となります。

下記はフリーコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェントサービスの年収・単価相場一覧比較表です。

フリーランスコンサルタントの年収の相場感としては1,000万円～1,500万円となるため、コンサルデータバンクは業界平均よりも高単価の位置づけとなることがわかります。

会員登録者層

フリーコンサルタント.jpの会員登録者層は公開されていませんが、フリーコンサルタントで案件紹介されやすいのは30代、40代、50代の年齢層となります。

フリーコンサルの場合は、年齢よりも出身企業の最終職位となるコンサルタントランク（職位・階級）で単価相場が決まる事が多いため、案件探しの際にどのロール＆レスポンシビリティ（役割・実行責任）で事業参画するかが重要になります。

求人案件数・募集職種

フリーコンサルタント.jpの公開求人案件数は3225件(2023/7/18時点)となります。

募集求人の職種傾向としては、PMO・新規事業・業務改善・DX関連に特化しています。

下記はフリーコンサルタント.jpで公開されている求人の分類です。

最も多い求人がIT/DX系で64%、次に新規事業/マーケティングが23%、経営/事務/広報/管理が5%という割合です。

利用料金

フリーコンサルタント.jpの登録利用料は無料になります。

案件検索・カウンセリング・案件紹介・面談対策・契約手続き・事業参画・アフターフォローと一連の流れが無料で利用できるため登録費用を気にする必要はありません。

仮にフリーランスエージェントを使わないで自らが直接顧客と契約する場合は「請負・業務委託契約」「下請法」「インボイス制度」などの基礎的な知識や税法上の理解が求められるため、それらをエージェント側にお願いできる点は最大のメリットと言えます。

必要なスキル・経験

フリーコンサルタント.jpで求められるスキルや経験としては、最低限コンサルティングの実務経験を1年以上は積んでおくことが必須となります。

公式ページでは大手外資コンサル出身者がご活躍されていると書かれています。

コンサルティング業務は企業の経営課題を解決するプロフェッショナルの仕事です。

筆者はこれまで100名を超えるフリーコンサルタントを公私共に面談してきましたが、「コンサルティング未経験です」「コンサルっぽいことをやってしました」という人に企業から依頼をされるのを見たことがありません。

総合コンサルティングファームやITコンサルティングファーム、もしくはブティックファームレベルで転職採用がされるレベルであるか、あるいは、スタートアップ企業で自らが事業を立ち上げたなどの経験がない限りフリーランスコンサルタントとして働くのは極めて難しいのが現実です。

中間マージン（仲介手数料）

フリーコンサルタント.jpの中間マージンは無料となっています。

中間マージンとは、発注者であるクライアントからの発注額に対し差し引かれる手数料です。

支払いサイト

フリーコンサルタント.jpの支払サイトは40日となります。

支払いサイトとは取引代金の締め日から支払い期日までの猶予期間の事です。

ビジネスの商取引上の掛取引において使われる用語になりますが、原則早ければ早い方がフリーランスの資金繰りが良くなります。

福利厚生サポート

フリーコンサルタント.jpの福利厚生サポートが人気です。

個人型確定拠出年金「野村證券のiDeCo」が利用可能で、フリーコンサルから支持を得ています。

フリーランスエージェントには福利厚生が付帯されることが多く「賠償責任保険」「所得保障」「人間ドッグ・健康診断補助」「旅行補助」など、会社員と同様の特典を受ける事ができます。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った「企業における福利厚生施策の実態に関する調査」によると、従業員に対するアンケートとして「特に必要性が高いと思う福利厚生は？」に対し「人間ドック受診の補助」「慶弔休暇制度」「家賃補助や住宅手当の支給」「病気休暇制度」「病気休職制度」などがあり、フリーランスにとって福利厚生は会社員との満足度に差がつく大きな要因であることもわかります。

対応地域

フリーコンサルタント.jpの対応地域は首都圏だけではなく大阪府・兵庫県・愛知県のような地方案件もあります。

そのため、北海道・東北・関西・近畿・九州などの地方フリーランスの方には、リモートでできる案件がおすすめです。

フリーランス協会が調査した「フリーランス白書2022」によると、首都圏のフリーランスは全体の65%となっており、北海道・東北・中部・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄を合わせても地方フリーランスは35%と少数派です。

そのため、地方在住の方は案件自体も少ないため、打開策を練る事が成功のポイントです。

フリーコンサルタント.jpの評判・口コミ

フリーコンサルタント.jpの評判と口コミを、SNS（Twitter）やフリーダッシュでの独自調査を踏まえ見ていきましょう。

良い評判・口コミ

悪い評判・口コミ

独自のインタビューでは、リモートの案件が多数あることや、高単価の案件が豊富であることで定評でした。

一方で、経験値によって紹介してもらえる案件が異なるため、使う人によってはメリットを得られない可能性もあるでしょう。

フリーコンサルタント.jpのメリット

評判や口コミからわかったフリーコンサルタント.jpのメリットを見ていきましょう。

1. 月額100万以上で幅広い案件が豊富にある

フリーコンサルタント.jpの独自の強みとして、戦略・業務・IT・PMOなど幅広い高単価なコンサルティング案件を豊富に取り扱っています。

その中でも、100万円以上の案件が3229件中1983件と全体の61%の割合を占めています。

他のフリーコンサルエージェントの案件相場も月額単価（100％稼働※）で150万ほどになるため、平均値と言えます。

※フリーコンサルの場合、100％稼働=平日月～金の労働時間に勤務、を指します。

フリーエンジニア向けの案件や、コンサル会社で勤めている方の月給よりははるかに高くなるため、マッチングする案件があれば高収入化を狙う事ができるでしょう。

一方で他社フリーコンサルエージェントより平均値よりは若干低めの単価設定であるため下記エージェントと併用登録がおすすめです。

2. 低稼動やリモート案件を保有している

フリーコンサルタント.jpは、週2,3の案件やリモート案件を多く保有しています。

Q：地方の案件もありますか？

A. リモート案件のご案内も可能です。

新型コロナウイルスの影響もあり、出社が求められるリアル案件だけでなく、リモートワークを含めたハイブリット案件や、フルリモート案件まで幅広いご案内が可能となっております。

フリーコンサルタント.JP公式ホームページ

3. 専門コーディネーターによるサポート

フリーコンサルタント.jpでは、専門コーディネーターがスキルや経験に合った案件紹介をしてくれます。

18,000名以上の登録者を支援している実績から、高いマッチングスキルを持っています。

また、稼働後のフォローも充実しており、稼働時の悩みや課題を相談したり、参画先企業からのフィードバックをもらうことが可能です。

フリーコンサルタント.jpのデメリット

評判や口コミからわかったフリーコンサルタント.jpのデメリットを見ていきましょう。

1. 実務経験の浅い人・初心者向きではない

フリーコンサルタント.jpはコンサル・エンジニアともに「実務経験者が一定ある人向けのエージェント」です。

そのため、コンサルであればコンサル経験がない人、エンジニアであればエンジニア経験のない人、初心者の人は紹介される案件が少ないでしょう。

2. ハイクラス案件がゆえに案件難易度が高い

コンサルタントは、「案件の難易度が比較的高い」傾向にあります。

単価自体は高く魅力的ですが一定のスキルや経験がない人はまず稼働できないでしょう。また、自分のスキルを偽り仮に受注してもまず業務貢献のパフォーマンスが期待できず途中解約の場合もあります。

そのため、

• 会社員として十分な実務経験を積む
• 初級者向けのフリーランスエージェントで実務経験を積む
• 仕事以外の時間で経験を身に着ける学習をする

などで「私は〇〇の分野であれば十分な実績と経験を持っています」と証明できるレベルまで引き上げることが必要です。

フリーコンサルタント.jpと競合他社との違いを比較

当サイトで行う「フリーコンサルおすすめ案件紹介マッチングエージェントサービス」の調査結果をもとに、他社と比較したフリーコンサルタント.jpの独自の強みと弱みを解説します。

フリーランスエージェントは「運営会社」「案件単価」「中間マージン」「支払いサイト」「福利厚生サポート」など三者三様に異なる特徴を持ちます。

そのため、エージェント登録をする際は、1社だけでなく目安3～5社に複数登録する方が、相場を理解し最終的に条件の良い案件が見つかるためおすすめです。

下記は人気のフリーコンサルタント向けエージェント比較一覧表になります。※当サイトのおすすめランキング順

フリーコンサルタント.jpを他社比較すると、仲介手数料が無料である点が独自の強みと言えます。

一方で、求人数が少ない事や福利厚生サポートがない点は弱みと言えます。

総じて、フリーコンサルタント.jpだけでは偏った案件になるリスクもあるため、当サイト調査で総合評価点の高い「コンサルフリー（CONSULFREE）」「ハイパフォコンサル 」「Professionals On Demand（POD）」にも併用登録しておくのがおすすめです。

【結論】コンサルデータバンクはどんな人におすすめ？

結論として、フリーコンサルタント.jpに向いている人・向いていない人を整理しました。

向いている人

フリーコンサルタント.jpに向いている人は下記の特徴を持つ方になります。

向いていない人におすすめな他マッチングエージェント

一方で、フリーコンサルタント.jpに向いていない人は上記に該当しない人です。

下記は当サイトでおすすめしている総合評価4.0ポイント以上の人気エージェントになるので、合わせて詳細を見てみてください。

フリーコンサルタント.jpの無料登録から案件紹介までの流れ

フリーコンサルタント.jpの登録から案件紹介までの利用の流れを紹介します。

STEP1. 無料会員登録

まずはフリーコンサルタント.jpの公式サイトの無料登録フォームにて申込を行いましょう。

STEP2. 職務経歴書の提出

無料登録が完了したら、職務経歴書を提出します。

スキル・経験・希望を確認した上で紹介可能案件がある場合に順次面談依頼が入ります。

STEP3. 専門コーディネーターとの面談

職務経歴書を元に、専門コーディネーターが今後の希望案件の方向性や働き方などの条件についてより詳しくオンラインで面談を行います。

STEP4. コンサル案件の案内、案件応募

面談が完了したら、案件応募をすることができます。

案件紹介される単価や仕事内容などを確認すると、エージェントが自分に合っているのか？がおおよそわかってきます。

相性が良ければ利用を続行し、違和感があれば他エージェントを探してみましょう。

STEP5. 参画先企業への提案

気になる求人に応募を行った後は、企業側とのクライアント面談による審査があります。

通常は面談を行い職務経歴書を元にプロジェクトで活躍できる人員なのかを判断されます。そのため、提出する職務経歴書は虚偽なく掲示するようにしましょう。

STEP6. クライアント挨拶

無事に審査が通過をすると参画先企業とみらいワークスの営業担当との挨拶に同席します。

改めて、案件の内容や契約内容について確認を行い契約を交わします。

STEP7. プロジェクト参画・アフターフォロー

契約手続きをすると、あとはプロジェクトアサイン（事業参画）のみです。

成功し続けるフリーランスコンサルタントになるためには、まずはアサインされたプロジェクトで高いパフォーマンスを出すことが絶対なので、期待値の120％を超える勢いで業務に励みましょう。

フリーコンサルタント.jpについてよくある質問

フリーコンサルタント.jpに関するよくある質問をご紹介します。

フリーコンサル向けエージェント利用時のよくある質問

フリーコンサルタント向けエージェントを利用する上で、関連する質問を解説します。

短絡的に何も考えずエージェントを利用するのではなく、しっかりと知識武装して利用することが稼げるフリーランスになるためのコツです。

まとめ

最後にまとめです。

フリーコンサルタント.jpのメリット・デメリットと総合評価を振り返りましょう。